「ずっと皮脂のせいだと思ってた。でも、本当は…」(サユリさん・31歳・接客立ち仕事 )

サユリさんのプロフィール

サユリさん(31歳・接客立ち仕事・東京都在住)
セレクトショップ勤務のアパレル店員。立ち仕事とマスク生活で肌トラブルが気になり始めた30代前半。清潔を心がけているのに毛穴が開いて見えることに違和感を覚え、スキンケアの見直しを始めた。

「清潔にしてるのに、なんで毛穴だけ…?」

サユリさんは、都内のセレクトショップで働くアパレル店員。日々おしゃれな空間で接客に立ち、身だしなみには人一倍気をつけている。

そんな彼女が「なんとなく肌に違和感を覚えた」のは、30歳を迎えた頃だった。

「毎日ちゃんと洗顔して、化粧も落として寝てるのに…どうして毛穴だけ目立つんだろうって。しかも最近暑くて時間が経つとテカってくるし、皮脂が多くなったのかなと思ってました」

鼻や頬まわりの毛穴が、まるで開いたままの生活がコンプレックスになり、マスク生活が続いて、肌のムレや擦れでさらに悪化しているような気さえしたという。

間違っていたのは「皮脂対策」だった

毎日多忙な接客業。汗や皮脂が気になっていたサユリさんは、マスクで顔を隠していた。

「皮脂を抑えるために、マスクを一日中して、帰ったらすぐに洗浄力の強い洗顔とか、夜用のクリームばっかり使ってたんです。」

けれど、ある日SNSで目にした「マスクして隠しても無駄、綺麗になるために犠牲のケア期間が必要」という投稿に目が止まり、気になって調べてみると——

「今の暑い季節で毛穴が開きっぱなしになるのは、水分不足やたるみが主に原因らしく、さらにマスクによって肌のムレや擦れが起きることもあるって知って。」

「マスク外して順番通りのスキンケアで、ここまで変わるなんて」

その後、勇気を振り絞ってマスクを外し水分不足やたるみを改善したいから、保湿と引き締めのバランスに着目したスキンケアを試しはじめたサユリさん。

数週間後、驚く変化があったという。

「頬の毛穴が、それぞれ“小さく”なってるように見えたんです。まだ完璧ではないけど、前より”毛穴の黒ずみ”っぽいものが薄くなった気がしました。」

さらに、マスクを外したことでメイクが楽しくなった。皮脂でヨレることが減り、パウダーが自然にのる。

「暑い季節=皮脂が出る」じゃなかった

鼻や頬まわりの毛穴の皮脂が気になるからと、洗浄や隠すことばかりに集中していた過去を、サユリさんは少し悔やむ。

「本当は悲鳴を上げていたのに、それに気づいてなかった。」

毛穴の目立ちが“肌からのサイン”だったことに気づき、正しいアプローチをしたことで、数年ぶりに肌が応えてくれたように感じたという。

毛穴の目立ちは隠す事ではない

毛穴の目立ち=恥ずかしい肌と思い込んでいませんか?
でも実際には、今の暑い季節の中で皮脂が多少出ることもあります。過剰に洗浄して乾燥や肌のたるみで毛穴が“開いたまま”になるケースも多くあります。

さらに、それを隠すためにマスクのよる肌のムレや擦れが起きる可能性があります。

サユリさんのように、肌が脂っぽいと感じる人ほど、意外な原因を見落としているかもしれません。
そして、それは「隠すケア」から「開くケア」に切り替えて肌を満足させるだけで変わることもあるのです。