「仕事はうまくいってるのに、肌だけが自信をくれない」(シバさん 26歳 フリーランスデザイナー)

シバさんのプロフィール

シバさん(26歳・フリーランスデザイナー/在宅勤務中心)
都内在住。大学卒業後、デザイン事務所を経てフリーランスに転身。
在宅でグラフィックやWEBの案件を多く手がけ、外に出る機会は減り、自由な働き方を実現する一方で、生活リズムが崩れがちになることも日々ある。

昼夜逆転の生活、起きて鏡を見た時の“違和感”

「ここ最近、肌がなんかくすんでる気がして…メイクしても毛穴が埋まらないんですよね」

そう話すのは、在宅でデザインの仕事をしているシバさん。
フリーランスとして独立して2年目、キャリアは順調だが、肌に関しては“自信が持てない日々”が続いていた。

「好きなことを仕事にできて、ありがたい反面、ずっと家にいて生活が不規則になるんです。夜遅くまで作業して、朝もゆっくり起きる。外出も減って、肌が“停滞”してるような感覚がありました」

気になり出したのは、小鼻の黒ずみや頬のざらつき。
ファンデーションで隠そうとしても、毛穴が浮き出て見えてしまい、「きれいに仕上げようとするほど汚く見える」そんな矛盾にストレスを感じていたという。

スキンケアしてる“つもり”だった

「朝晩は洗顔して、化粧水も乳液も使ってる。なのに、なんで?」

シバさんは、決してスキンケアを怠っていたわけではない。
でも、そのケアが“表面的”だったことに気づいたのは最近になってからだ。

「肌がベタつ気、油っぽく見えるのも嫌だから、さっぱり系の化粧水ばかり使ってたんです。でもあるとき、“さっぱりしすぎて毛穴が開く”って読んで、ハッとしました」

乾燥やターンオーバーの乱れが原因で、毛穴の開きや黒ずみが悪化していたのかもしれない——
そう考えたシバさんは、スキンケアを「与える方向」に切り替えてみることにした。

肌は“止まってる”わけじゃなかった

そのとき取り入れたのが、水分と油分のバランスを整える処方のスキンケアだった。
表面をさっぱりさせるのではなく、内側に潤いを与えて毛穴を目立たなくするという発想。

「正直、最初は半信半疑でした。でも9日目くらいに、肌を触ったらザラザラしてないんですよ。“あれ? なんかスベスベしてる?”って」

黒ずみが一掃されたわけではないけれど、明らかに印象が違ったという。
ベタベタ、テカテカしていない影響で肌全体が柔らかく明るく見えた。
「隠す」から「整える」へ——その発想の転換が、気持ちまで変えてくれた。

見られることより、“見る自分”が変わった

「リモートワークだから、人と直接会うことは少ない。でも、自分が鏡を見る回数は変わらないんですよね」

在宅中心の働き方は、自由度が高い一方で、自分自身を見失いやすい。
肌の変化に気づいたとき、シバさんは初めて「自分にちゃんと目を向けていなかった」と思ったそうだ。

「生活は整ってるつもりでも、肌は整うとは限らない。なんとなくのケアじゃ届かないことが、ようやくわかりました」

毛穴が目立つ原因を勘違いしているかも

毛穴が目立つのは、脂っぽいからではなく、乾いてるからかもしれない。
整っていないのは、肌ではなく、スキンケアの方向性の方だった——
それに気づけたことで、シバさんは「肌と会話ができるようになった」と語る。

もし今、「毛穴が消えない」と感じているなら、
それは肌ではなく、向き合い方が変わるサインかもしれません。